
2020年はREITの勝率が高かったのですが、
今まで考えてみると、J-REITでマイナスになったことはほとんどありません。
これは私の取引が上手いというよりは、
J-REITが比較的簡単に予測をすれば、そのとおり動いてくれるという、
ミドルリスクミドルリターンと言われる銘柄だからだと思います。
時勢により変化をしていきますので、月1回くらいのペースで、
J-REITの予測を書いてみたいと思います。
※投資は自己判断でお願いします
コロナの見通し
前提条件として、現在の私の勝手なコロナ禍の見通しを述べておきます。
専門家ではありませんし、コロナについて研究しているわけではありませんが、
投資をするうえでコロナについて考えないわけにはいきませんので。
私はコロナウイルスは、インフルエンザと比較して考える方がわかりやすいと思っています。
それにしても、今般のコロナ対策によってインフルエンザはほぼ消滅していると言っていい水準で、
ほぼ無視していいくらいの数しか報告されていません。
今後は手洗い・マスク・消毒等の生活習慣によって、季節性のインフルエンザは数年間流行しなくなると思っています。
このことから、インフルエンザと比べてコロナウイルスは非常に感染力の高いウイルスだということがわかります。
そして、1年が経ってもコロナウイルスはなくなりませんでしたし、拡大縮小を繰り返して常に存在し続けています。
恐らくワクチンが広まっても、コロナウイルスは存在し続けるのではないでしょうか。
個人的にはワクチンよりも治療薬に期待したいところです。
ゲノム解析等によって、インフルエンザで言うところのタミフル・リレンザのような治療薬ができれば、
コロナにかかる前提で、季節性インフルエンザのような運用ができるはずです。
数年かけて、良い意味でコロナウイルスに慣れて、インフルエンザと同じ扱いになると思いますし、
それにはコロナにピンポイントに効く治療薬が必要ではないかと考えています。
短期的にはインフルエンザが例年下火になっていく4月になれば、
コロナの拡大を抑え込んで行けると思っています。
そこから秋までの間、コロナリスクが低い状態が続くのではないかなと、
そんな風に思っています。
やっぱり気温が高くなると自己の免疫力も上がって、水分摂取量も多くなりますし、
湿度も上がって、自然とウイルス対策としては良い環境になっていくでしょう。
ちなみに、インフルエンザに対してもコロナに対しても、自己の免疫力の強化が重要であることを付け足しておきたいと思います。
まだ時間がかかりそうなホテルとオフィス
ホテル系のリートと、オフィス系のリートは、
まだ戻るのに時間がかかりそうです。
オフィス系は実際のダメージに比べて価格が下落しすぎているので、
年末くらいから結構戻してきています。
しかし、オフィスの空室率が上がってくるのは今年からが本番で、
どこまで下げるかの見通しは立っていない状況です。
しかし、
J-REITの投資法人が所有するオフィスはハイクオリティで大きなビルが多いので、
クオリティの低いオフィスと同じように比較することはできません。
空室率が高くなったとしてもある程度で止まり、
かなり高い稼働率を維持していくことに変わりはありません。
現在オフィスリートの価格は戻してきていますが、
稼働率が実際に下がっている銘柄もありますので、
このまま順調に戻していくかどうかは懐疑的です。
REITの中でもブランド力のあるオフィスなんかは、
恐らく稼働率が落ちないので、価格もすぐに戻しそうですが。
基本的にもう一度前回の底の手前まで下がる可能性を考えておくべきかと思います。
ホテルについてはまだわかりません。
安い今のうちに買っておけばいつかは上がりますが、
他の銘柄を買った方が早く利益が出せるという点では、
今が買い時なのかはわかりません。
春夏にはGOTOトラベルが復活するかはわかりませんが、
潜在的な爆発的な旅行需要がありますので、
星野リゾートと大江戸温泉は先に上がってくると思います。
続く・・・
長くなりそうなので続きは別記事にします