
前回の記事で、JR東海は下げそうという話を書きましたが、
一応少し下げたところが昨日・今日の状況です。
今日の時点でもう一度ズバッと下げると良かったのですが、
下げとしては中途半端な下げになりました。
明日もう一度ドーンと下げると、
そこはもう絶好の買い場が来ることになります。
明日も今日のように上げるようだと、
中途半端なボックス相場になり、よくわからなくなります。
とりあえずJR東海の平時の訂正株価水準は18000円から24000円程度でしょう。
将来的に戻すとしても、100%の戻るかどうかはわかりませんので、
業績的なリスクを反映すると、21000円までというところだと考えています。
現在約17000円です。
チャート的には200日線の上にあり、上昇トレンドは継続する可能性が高いです。
下値目途は16000円と思いますので、
その水準を大きく下振れしない限りは、20000円を目指していく展開になると見ています。
GOTOが材料になるか
GOTOトラベルの話がちょこちょこ出てきますが、
GWは使えないというニュースを見ました。
私はインフルエンザが例年収束していく3月にコロナも少し収まると思っていましたが、
やはり感染力が半端ではないコロナウイルスは、
季節性があるにしてもインフルエンザと同じような周期ではないようです。
となると、季節性の肺炎・喘息等が落ち着いてくる5月が、昨年同様、今年もコロナ収束の目安になるのではないかと考えています。
そうすると、時期的にGOTO再開は夏休みという感じでしょうか。
5月か6月にGOTO再開が材料視されれば、鉄道・航空株は短期的にでも上昇して、
当面の目標値を目指していくことになるようなイメージでいます。
鉄道・航空株はちょっと特別感
私は基本的に中長期のスタンスで株を買っていますが、
結果的に少し短い期間での売買になってしまっています。
基本的に日足・週足・月足を全て見た上で、
中長期の目標値を設定してから買っているのですが、
最近は短期的に上昇することが多かったですね。
鉄道・航空株も、中長期での保有を考えているのですが、
短期的に目標に達してしまう可能性もあります。
しかし、鉄道・航空株はなんといいますか、
気持ち的に、「永久保有したい株」なんですよね。
業績不振になることはあっても、交通のインフラですし、
なんといっても株主優待がありますしね。
ここはちょっと感情に左右されてしまいますが、
できれば、長期用と短期用に分けて買うのが良いのかもしれませんね。
航空株(ANA)はどうか

ANAの週足チャートです。
3/25日現在で約2520円となっていますが、
長期的には2017年のような感じになると考えます。
コロナによって日本航空の方が財務的には有利ですが、
ANAの方が、上値余地はあるような気がします。
2500円を割った水準は、長期的には仕込み時と考えます。(割らなくても既に仕込み時だと思いますが)
コロナは1年ではなくならず、この先永遠に残る可能性がありますので、
海外からの旅行客が日本に来れるようになるであろう、来年・再来年くらいまで、
株価が戻らないということも覚悟しておく必要があるかもしれません。
株価がそこをどこまで材料視するかはわかりませんが。
REITでおすすめは?
最近のREITは高すぎて買う気にならないのですが、
不動産価格は今後さらに上昇していく可能性があります。
賃貸だから関係ないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
REITは頻繁に物件の入れ替えを行いますので、
売却時の利益が大きくなります。
そういう意味では、不動産セクターはまだ好況が続きそうです。
さて、注目の銘柄は
「3234森ヒルズリート」です。
現在14860円です。上値余地はそれほどある感じはありません。

オフィス系は空室率の上昇や家賃の下落傾向がニュースになっていますが、
天下のハイブランドである森ヒルズですから、
他のオフィス系とはちょっと別枠だと思います。
業績も安定しており、配当もほぼ横ばいですが、ちょびっとだけ増配です。
つまり、コロナの影響をほとんど受けていないのに、価格だけ下がった感じです。
ということは、チャート的には16000円~18000円を目指す展開が想像できます。
利回りも昨日時点で約3.88%と、なかなかの数字です。
そうは言っても森ヒルズリートの平時の利回り幅は3%~4%程度ですから、あまり大きく値を上げたりすることはないかもしれませんが、
利回り重視の安定銘柄として注目しています。
最後になりますが、
この記事で紹介したものは私の個人的な考えですので、
投資する際は、自己責任で、自分の判断で行ってください。
また、上で掲載したチャート画像は、「楽天証券」さんから転載しました。
楽天証券HPでチャートを見ることができます。