
東証REIT指数は上昇中です。
REITは配当目的投資なので、上値を追うほど利回りは低くなります。
ドルコスト平均法的に買うのであれば、
何も考えずに定期的に買っていくだけですが、
ある程度タイミングを見て買うのであれば、
焦らず今は見送りの時期と個人的には思っていますので、
REIT保有銘柄は現在0です。
業績は回復するも・・・
現在まだ、オフィスやホテルの業績が回復する時期の見通しが立っていません。
その中でフライング気味に上昇トレンドにありますが、
世の中がコロナに反応しなくなるまでにはまだ数年かかると思われ、
WITHコロナ時代には、コロナ以前の業績まで戻り切らないセクターが出てくるはずです。
REITで言えば、オフィス・ホテルが不透明です。
オフィスに関しては、空室率や稼働率の低下は明確です。
基準価格がそれに合わせて低い状態であれば買いですが、
売上が戻らない状況で価格だけ以前と同様というのは、
割高な状態だと思っています。
ホテルも同様です。
REITは待ち
J-REITの平均利回りは現在約3.5%程度となっており、
魅力的な配当利回りというには低すぎます。
資産バブル期に入っているようなので、
不動産価格は上がっていきそうですが、
それについていくかどうか、私はちょっと懐疑的です。

JR株は直近の天井から下落していますが、
下値は限られており、JR東日本を例に考えると、
6000円まで下がる可能性は低いとみていますので、
現在7814円ですので、下値は7000円と見ています。
なんとなく今の段階では、このまま横ばいで推移しそうな感じがしていますが、
その展開の中で、下値を固めるようであれば7000円近辺で拾っていく感じになるかなぁと大雑把に描いています。
何か材料がなければそんな感じではないでしょうか。
コロナ前の水準まで戻ることは想定していません。
現在ほぼ半値戻しまでは達成したので、
方向感は乏しくなってくるのではないでしょうか。
なお、航空株は前回同様仕込み時と見ています。
投資先に乏しい時は我慢の時
株やREITに限らず、収益不動産についても、
現在非常に高値で取引されています。
お金が余り過ぎて投資先がない状態です。
しかし、収益の源泉である家賃は伸びていませんし、
実需でマイホームを買う人の給料が上がっている状況でもないと思います。
少子化も進んでいますし、
歪みまくっている状況だと思っています。
みんなが買いたいときに、いかに買わないか。
みんなが買わない時に、いかに買うか。
そう考えると、今急いで買う時ではないと思います。