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J-REIT 株取引

J-REIT予想(2021/5)

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東証REIT指数チャート(楽天証券HPより引用)

J-REITは引き続き上昇も、高値更新は厳しいと思われる。

J-REITはチャートをみて分かる通り、コロナ前の水準まで戻したと言って良い状況です。

コロナ前の水準は、

地銀等がJ-REITをたくさん買っていた状況と言われており、

以前の水準より高い状態で推移していました。


今回その水準まで戻しているわけですが、

分配金の元となる家賃については、依然不透明な状況です。

ホテルは旅行需要の回復待ちであり、

オフィスも未だに状況は悪くなる一方で空室率は5%を超え、

家賃の下落も下げ止まっていない状況です。

東京のオフィスの平均空室率と平均家賃の推移(三鬼商事株式会社HPより引用)

このような状況で、

コロナ以前の水準まで戻したというのは、いささかフライング気味な感じですね。

お金がジャブジャブで上がっているのは確かなようですが、

私の投資スタンスとしては現状は待ちです。

指数としては2200を目指す感じですが、その上を更新し続ける力があるような気はしません。

コロナのワクチンの接種率と感染者数の改善の時期が見えて来たときに突破する流れが想定シナリオなので、

それまでは一旦横ばいか下げて待つのではないでしょうか。

個別銘柄では引き続き森ヒルズリート、日本ビルファンドに注目している

これらは自分で買うつもりはない(ここポイント)のですが、

若干の上昇余地がありそうなのは、

森ヒルズリートと日本ビルファンドかなと思います。

両者ともブランド力のあるオフィスビルを保有しているので、

一般的な統計データで示される空室率や賃料下落の要因を受けにくいと思われます。

過去の価格推移を見てもまだ上昇余地がありそうです。

ただ、なぜ私が買わないかというと、

割安感がないからということです。

長期投資にしても、やはり下がったところで買いたいところです。

鉄道・航空株はいい感じに

最近鉄道と航空株が下がっており、

中・長期としてはとても良い水準まで下がりました。

9020 東日本旅客鉄道(楽天証券HPより引用)
9201 日本航空(楽天証券HPより引用)

並べてみると同じような動きをしていますね。

割と良い水準まで下がってきてくれたので、買いやすくなりました。

当然まだ下値余地はありますが、10%程度くらいと見ています。

10%程度のリスクと考えて私は買っていくつもりです。

ただ、前回も書きましたが、コロナ前の水準まで戻すとは今のところ考えておらず、

目途としては半値戻し辺りが当面の天井と見ています。

このような考えで5月はやっていこうと思っています。

※この記事を投資の参考にされる場合でも、自己責任で投資をしてください。あくまで私見を書いているだけですので、買い推奨しているわけではありません。

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