
GMOフィナンシャルホールディングスについては、
なかなか株価苦戦中ですが、
営業利益率は30%台で、口座数の増加及びM&Aを考慮すると、
業績は比較的安定的に推移することが期待できると思っています。
仮に増益期待ができなくなった場合でも、大幅に減益になるリスクは低そうで、
長期保有するには向いている銘柄だと私は考えております。
配当は業績連動ではありますが、4半期毎の配当で、今期は58.2円の予想となっています。
現在株価は789円で、利回りは約7.4%という水準です。
業績的には、直近の月次データがさえなく、前年割れであったりするため、
直近の株価もさえない感じになっているのではと思いますが、
業績の平均値は年々伸びてきていますので、
ここでも長期的な目線が必要かなと思います。
現在株価は割安だと思いますが、
トレンドラインと200日移動平均線と節目の支えがあった800円を割れをしてしまったのは
なかなか厳しいマイナス要因です。
2021年5月の773円という直近の安値を下回る可能性もありますが、
700円台~800円台で循環相場を形成していくのが今のメインシナリオです。
新高値突破するシナリオは無いと思います。
循環の下値拾い戦略を想定しています。
今の状況的には完全に下降トレンドになっていますので、
買い場ではなくなってしまいました。
今後の決算を見ていかないといけませんが、
今期程度の配当利回りで当面は安定していくと思うので、
配当を見て買うという戦略ができる銘柄かと思っています。
今異常に高いJ-REITよりは上値余地もあります。
4半期毎に年利7%の配当とは、税金を考えない場合、
下のような資本の増加の仕方をしていきます。

4半期毎に再投資すると、5年間で40%以上の資本の増加をします。
しかし税金がありますので、こんなに上手いことはいかないのですが、
まあ複利の効果というのはすごいものです。
日本では4半期毎に配当を出す企業は少ないですし、
7%という利回りを考えつつ、下値の想定をして我慢できれば、
なかなか稀有な銘柄ではないかという認識でおります。
今後も追いかけていきたいと思います。
この記事はあくまで私見ですので、
買いを勧めたりするものではありません。
投資の際は自己責任自己判断で行ってください。