
これは前回のJALの記事で掲載した画像の続きです。
紫のラインが想定していた動きですが、
2000円まで下がらずに、20日移動平均線が上向き、かつ株価も上にある状況なので、
下げ止まり感が出てきました。

修正した想定チャートですが、
次のポイントは「押しの底」と60日移動平均です。
次の調整がどこまで下がるかというところで、
2060円まで下がらずに横ばいになれば安心。(赤線)
2000円まで下がれば時間がかかるというところ。(青線)
しかし今のところGOTO材料にも反応せず、オミクロンに反応している状況なので、
60日を一度で抜くほどの力はなく、60日にくっつきながら上昇を待つ展開になると考えています。
2300円と2370円付近に窓がありますので、
当面の目標はその辺りと思います。
JR九州は窓あと一つ

これも前回の記事のチャートの続きです。
下の矢印を埋めに来て、出来高の厚みも出てきました。

現在の株価水準は2020年の水準なので、
レンジの下線を下抜けることは、材料無しでは考えにくいです。
直近の下値は出来高からするとパニック売りに近いと思うので、
そこまで下げるとは考えにくい。
配当もあるし、優待もあるので、仮にそこまで下げれば、
私は買い向かいます。
まだ60日線が高いところにあるので、すぐには上がりそうもありませんが、
しばらくレンジを確かめる展開になるのではないでしょうか。
JR九州は出さなくてもいい配当を毎年93円出しています。
現在の株価を2400円とすると、利回り3.87%となります。
優待券を含めると4%以上になります。
ですので、下値リスクが低く、高配当銘柄ということで、
JR九州は要注目です。
さらに2024年の長崎県のIR誘致という材料が注目です。

なぜ長崎まで新幹線を通したのか、なるほどなるほどという感じですね。
福岡から長崎のラインを中心に、今後新しい動きが出てきそうです。
コロナ前の水準に戻ることは当面なさそうですが、
コロナ直後の水準を下に切ってくる展開は考えにくいと思っています。
60日線が横ばいになって株価が上抜ければ買いチャンスと思います。
次回予告
次回は新しく取り上げるセクターである「地銀株」について書いてみたいと思います。