
コンフォリアレジデンシャル投資法人に注目中
最近ようやくJREITが全体的にお手頃価格になってきました。
JREITは循環相場で高配当なので、
握り続けていれば損する確率は低いと思っていますが、
今までが高すぎたので、ようやく、という感じです。
まだ高値を引きずっている銘柄も多いですし、
コロナでオフィス需要は依然不透明な状況ですから、
どれを買っても良いとは思いませんが、
個人的には住居系のREITは下がれば買い、です。
特に今日取り上げる、コンフォリアレジデンシャル投資法人やアドバンスレジデンス投資法人は、
比較的利回りは低いですが、物件数は順調に右肩上がりで、分配金も同様です。
長期保有ではかなり安心して持っておける、優良銘柄だと思いますし、
住居系は資産として流動性が高い(売ろうと思えばすぐに買い手が付く)ので、
投資法人が解散することになっても、資産は株主のものですから、
現物を小口で買う感覚に近いと思います。
さて今回はチャート的、価格的にコンフォリアレジデンシャル投資法人に注目しています。

これが1月決算で30日が落ち日なので、
決算めざして目下上がっている状況ですが、
30日にはずどんと落ちる見込みです。
直近の底値の時に、「このまま落ち日迎えたら全力買いでいいのでは」
と思いましたが、2~3日で上げてしまいました。
今週末に向けてどうなるかわかりませんが、
昨日時点で利回りは3.77%、NAV倍率(PBRみたいなもの)は0.96です。
コンフォリアが利回り4%以上になることは数年に1度くらいの割合なので、
利回り的には現状で下がれば買いという見方で、私はおります。
当面上図のような想定でおりますが、
当面の底値である284000円の攻防がどうなるのか見ものです。
割っても割らなくても、30日はチャンスになるのではないかと思って見ています。

これは月足ですが、
赤の丸の部分まで下がる可能性としてはあります。
実際コロナの時は下がっていますしね。
それでも275000円あたりが底。
27万台だと利回りは4%台に突入しますが、
現状の現物不動産の表面利回りを考えていただきたいのですが、
表面利回りから経費や労力を差し引いたら実質何%になるでしょうか?
現物不動産とREITの利回りのサヤは縮小しています。
サヤを捕ろうと思えば現物を売ってREITを買うことになります。
コンフォリアレジデンシャル投資法人が利回り4%なら、お買い得ではないかと思います。

これらの物件の実質利回りが4%ということですからね。
そして長期的に成長して利回りは上がっていくわけです。
色々書いたけど、結果は良い経験値になる。
相場は予想しながら、試してみて、
上手くいかなければ損切り。
そして再チャレンジ。
が原則ですが、私はJREITでは損切りしません。
安いところ、利回りの高いところで買って、そのまま配当金を受け取っておけば良いのです。
そのための銘柄は厳選しないといけません。
全然成長していないのもあるし、
スポンサーのゴミ箱みたいになっているのもあるし、
コロナで不透明なやつもあるし、
その中でも住居系はわかりやすいので、
今回のコンフォリアレジデンシャル投資法人の月末の動きに「買わずに」注目してみましょう。
理論的には3%以上は下落するはずですが、その後どうなっていくのか、見ていくと経験値になると思います。